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シロツメクサ
コニー「せんせぇっ、せんせぇっ、あのね、あのね」
シャルドネ「ん?どうしたコニー」
コニー「あっちの草むらにいっぱいお花咲いてるのっ」
シャルドネ「花…、ほほう、もうそんな季節か…」
ジージャ「最近暖かかったからな」
アリア「お花…(きらきら)」
サイディ「あははっ、アリア目がキラキラしてる」
シャルドネ「それでコニー、どんなお花だったんだい?」
コニー「うんとね、白くてちいさいの!」
ラムニード「そんな言い方じゃわからないだろう?」(できたら眼鏡くいっと)
サイディ「…空気読みなよね…」
ラムニード「なにおぅっ!」
(ラムニード、後ろで何か言ってるけど無視)
シャルドネ「じゃあみんなで行ってみようか」
サイディ&アリア「さんせーい!!」
(場所移動)
サイディ&アリア「うわぁー…!!」
ジージャ「うおっ、すげーな!一面真っ白だ!」
(シャルドネ、しゃがんで花を確認)
シャルドネ「ふむ、これはシロツメクサだね」
ジージャ「おいアリア、あんまりはしゃぐんじゃねー、転ぶぞー」
アリア「大丈夫よお兄様!!」
サイディ「こんなに咲いてるなんて知らなかったなーっ」
ラムニード「ふん、こんなものどこにでもあるだろう」
サイディ「…本当にラム兄は…まあいいや」
ラムニード「なんだその言い方は!」
(ラムニード、後ろでなにか言ってるけど無視)
ジージャ「アリア、こっちおいで」
アリア「なーに?」
ジージャ「ん」
(ジージャ、アリアにシロツメクサの首飾りをかける)
アリア「(ふわわわわぁ…って感じ)…お花の首飾り…!!」
ジージャ「似合ってるぞ」
アリア「ありがとうお兄様っ!だいすき!」
ジージャ「うおっ」
(アリア、ジージャに抱き着く)
シャルドネ「(ふふふ…あそこの兄弟はいつみても仲良しでほほえましいな…ん?)」
(シャルドネ、ちょっと移動)
シャルドネ「シーニャ、コニー、君たちも何か作ってるのかい?」
サイディ「コニーがどうしても作りたいっていうから作り方教えてたの」
コニー「(うんしょ、うんしょ)」
(シャルドネ、サイディとともにコニーを見守る)
コニー「できた!」
サイディ「すごい!上手だねっ!」
シャルドネ「ほう、初めてなのによくできてる」
(シャルドネ、コニーの頭をなでなで)
コニー「えへへっ、ねぇせんせぇ、ちょっとしゃがんで?」
シャルドネ「ん?なんだい突然」
(シャルドネ、コニーの前にしゃがむ)
(コニー、シャルドネにシロツメクサの冠をかぶせる)
コニー「はい、あげるっ!」
シャルドネ「(びっくり)」
コニー「このお花の冠ね、せんせぇにあげたくて作ったの!」
コニー「ねぇせんせぇ、いつか僕のお嫁さんになってね(にぱっ)」
シャルドネ「(びっくり顔から優しい笑顔で)ふふふ、君がいい男になったら考えようかな」
ラムニード「そのころには先生は…(フガッ」
サイディ「はいはーい、空気読めない人はあっちに行こうねー」
サイディ「うらやましいなら私が作ってあげるよ、しょうがなく」
ラムニード「しょうがなくとはなんだしょうがなくとは!…て、敵からの施しはうけんぞ…」
サイディ「…ラム兄、その顔じゃ何言っても説得力ないよ、っふふふ」
ラム兄「な、何を言っている!!」
(ラムニード、後ろでなにか言ってるけど無視)
そんな感じの、春の一日
Author:あきつ 2014/10/13